フィレンツェを見下ろす丘の上にあるフィ―ゾレは魅力あふれるロマンティックな街。起源はエトルリア時代にさかのぼり、１世紀にはローマ帝国の街であった証の神殿や円形劇場の遺跡が残ります。街のテラスから眺めるすばらしい田園風景やオレンジ色の屋根が美しく連なるフィレンツェの町並みは格別。夜景を見ながらロマンティックな夕食を楽しめるレストランもあり、ツーリストに人気の街の一つです。

フィレンツェから車でわずかのアクセス。森林とぶどう畑に囲まれ、ルカ デッラ ロッビアのテラコッタの祭壇がある聖母マリアを祭る僧院に見守られるように佇むインプルネ―タは、アンティークな町並みとセラミック、テラコッタで知られる街です。 毎年、９月最後の日曜日にはぶどうの収穫を祝って、お酒の神様バッコを祭る御神輿が担ぎ出されるにぎやかなお祭りが開催されます。

ぶどう畑とオリーブ畑の縞模様が広がるキアンティ地方はワインと食材の宝庫。また、中世時代の美しいボルゴ（集落）、僧院や教会が絵のような自然の中に点在します。  農園に立ち寄り、優れた品質が世界中のワイン通を魅了するキアンティDOCGワインをテイスティングするのもここを訪れるツーリストの楽しみの一つです。

ムジェッロ地方にある、中世時代の街がそのまま残るスカルぺリア。 １００以上ものヴィカリ家の紋章が正面を飾る素晴らしいヴィカリ宮殿には、アルノルフォ ディ カンビオ 設計の時計塔や刃物博物館があり、伝統工芸である刃物細工が街に富をもたらしたことを反映しています。